産廃情報ネット
2023.09.01 業界情報

【事業者向け】廃プラスチックはリサイクルできる?できない?

プラスチックでリサイクルできるものは?リサイクルできないものの例も紹介
結論:PVC(塩ビ)を除けば、多くの廃プラスチックは混合でも受入・資源化が可能です。
利根川産業は東京23区の事業者様向けに、回収(収集運搬)と工場への持込の両方に対応。概算費用の提示(kg/50円〜のレンジあり)やRPFによる資源化もご相談いただけます。利根川産業

受入できる廃プラスチックとNG品(早見表)

NG

素材・品目例 判定 注意点・条件
PE・PP・PS(成形品、端材、トムソンくず 等) OK 異物・金属・水分は除去を推奨
ストレッチフィルム・ラップ OK 紙管・ラベルは可能な範囲で除去
PPバンド・プラダン OK 金属留め具は除去
PETトレイ・ブリスターパック OK 食品残渣・油分は不可
ラベル・袋材(PVC含まないもの) OK 混合でも可(PVC除く)
混合廃プラ(PVC除く) OK RPF等で資源化。含水・汚れは調整
PVC(塩ビ) NG 別系統での処理が必要
金属・ガラス・木くず等の異物 NG 事前選別のご協力をお願い
水濡れ・強い臭気・食品残渣付き NG(要相談) 安全・品質上の理由により不可

迷ったら写真添付でご相談ください:可否チェック&見積り(フォーム)
当社の「PVC以外は混合OK」はRPF製造による対応が背景にあります。利根川産業

処理方法|RPFで混合材も対応

RPF固形燃料

現実的なリサイクルの選択肢はマテリアル(材料)サーマル(熱回収/RPF等)ケミカルの3系統。当社は、単一素材はマテリアルで再生し、PVCを除く混合材はRPFで資源化します。
詳しくはRPF化(廃プラスチックの収集運搬・処分)ページをご確認ください。 利根川産業

回収・持込の流れ(事業者様向け)

  1. 可否・概算見積り(写真・品目・概算重量・排出頻度を共有)→ 見積り・持込のご相談

  2. 契約書の締結(お急ぎは電子契約にて)

  3. 回収 or 持込の手配(最短日程・車両手配/持込予約)

  4. 計量・受入検査(台貫・目視、NG品があればその場でご案内)

  5. 処理・資源化(分別・圧縮・RPF等)→ RPF化ページ

  6. マニフェスト対応(電子マニフェストも対応)

電話相談:03-3855-0732(受付 9:00–17:00)/フォームはこちら

対応エリアとリードタイム

東京23区全域

  • 対応エリア東京23区全域(足立・荒川・板橋・江戸川・大田・葛飾・北・江東・品川・渋谷・新宿・杉並・墨田・世田谷・台東・中央・千代田・豊島・中野・練馬・文京・港・目黒)

  • 拠点足立区入谷(入谷工場/本社工場)

  • 手配目安:スポットは要件等により個別調整/定期回収は最短3日から

料金の考え方(目安と決まり方)

概算レンジ:廃プラはkg/50円〜(状態・混在・ロット等により変動)。現物確認後のお見積りとなります。利根川産業

まずは見積り・可否判断(フォーム)電話 03-3855-0732へ。利根川産業

よくある質問(FAQ)

発泡スチロール明朗会計&処分費の健全化

Q1. PVC(塩ビ)が少し混ざっています。受け取れますか?
A. 不可です。PVCは別ルートでの処理が必要です。現場での簡易選別方法をご案内しますのでご相談ください。ご相談フォーム

Q2. 混合の廃プラですが、分別が難しいです。
A. PVC以外の混合であれば受入可能です(RPF等)。金属・ガラス・水分・食品残渣は不可。→ RPF化ページ 利根川産業

Q3. 回収と持込、どちらがコストを抑えやすい?
A. 排出量や頻度によります。一定量が出るなら定期回収スポット・大量一括なら持込が有利なケースも。→ 産業廃棄物の収集運搬

Q4. 何kgから対応できますか?
A. 少量〜大量まで対応可能。少量は他案件と同時回収のご提案でコスト最適化。

Q5. 見積りはどのくらいで出ますか?
A. 即日回答を心がけています(平日)。写真・品目・概算重量・排出場所をご提供ください。→ フォーム

Q6. マニフェストは発行してもらえますか?
A. 産業廃棄物の場合は電子/紙マニフェストに対応。

Q7. 臭い・水濡れがあります。
A. 不可(要相談)です。安全・品質維持の観点からお断りする場合があります。→ お問い合わせ

事例(サクッと紹介)

  • 物流センター様:ストレッチフィルム
     紙管・ラベルを現場で簡易除去いただき、定期回収でコスト最適化。→ 収集運搬サービス

  • 製造業様:成形端材(PE/PP/PS)
     単一素材はマテリアルリサイクル、混合端材はRPFで資源化。→ マテリアルリサイクルとはRPF化ページ

  • 小売チェーン様:混合廃プラ(PVC除く)
     分別が難しい現場に対し、RPFルートで安定運用。→ RPF化ページ

安心の体制・拠点情報

プラスチックリサイクルの3つの種類

家庭ごみのご相談は自治体窓口へご案内しています(本記事は事業者様向けです)。

まずは写真で“可否と概算”をチェック

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利根川 靖

監修

利根川 靖

株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。

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