Coopel導入事例:利根川産業が実現した90分の業務削減と働き方改革

はじめに
このたび利根川産業は、RPAツール「Coopel(クーペル)」の導入事例としてインタビューを受けました。
記事では、私たちが直面していた業務課題や改善の取り組みが紹介されています。
廃棄物収集運搬から処分リサイクルまでを行う当社では、日々のデータ入力業務が大きな負担となっていました。
そこでCoopelを導入し、毎日90分かかっていた作業を自動化。効率化と働き方改革を実現しています。
課題:繰り返し作業に追われる現場
収集先ごとのマニフェスト情報をCSVからシステムに手入力する業務は、
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所要時間:1日90分以上
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担当者にとっては精神的な負担も大きい
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入力ミスのリスクも高い
という問題を抱えていました。つまり、業務の非効率さと人的負担が課題となっていたのです。
解決策:Coopelによる自動化
導入した「Coopel」は、パソコン上の繰り返し作業を代行するRPAツールです。
そのため、利根川産業ではCSVデータの読み込みからシステムへの入力までを自動化しました。
さらに、プログラミング知識がなくても現場社員が運用できる仕組みを構築しています。 結果として、これまで毎日必ず発生していた業務が「ゼロ」になりました。
効果:人がやるべき仕事に集中
自動化によって得られた効果は大きく、
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毎日90分の削減 → 年間約360時間の削減
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入力ミスゼロを実現
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従業員が“人にしかできない業務”に時間を割けるように
が実現しました。加えて、従業員からは「お客様対応や改善提案に時間を使えるようになった」という声もありました。したがって、単なる時間削減にとどまらず、働きがい向上にもつながっています。
まとめ
今回、Coopelの公式インタビューで紹介された事例は、利根川産業が継続的に取り組んできた「働きやすい職場づくり」の一環です。
今後も新しい技術を取り入れながら、業務効率化と社員の成長を両立させ、循環型社会の実現に貢献してまいります。
👉 利根川産業の事例インタビューはこちら
Coopel導入事例:利根川産業
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監修
利根川 靖
株式会社利根川産業の二代目経営者。業界歴20年で東京都廃棄物の組合理事も兼任。
廃棄物業界を盛り上げようと地方の業者と連携。得意分野はITツールにて生産性を高めること。
これからの若い人材が業界で働きたくなる魅力づくりに奮闘中。